書籍

【書籍】わが日常茶飯 立ち飲み屋「ヒグラシ文庫」店主の馳走帳

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ヒグラシ文庫」は鎌倉駅近くの飲食街の一角で営業されています。
小さなライトで照らされたヒグラシの看板を目印に大谷ビルの二階へと上がると、聞こえてくる賑やかな話し声。
声を頼りにのれんをくぐると、すぐにカウンター越しの店員と立ち呑みされるお客さんと目が合うことでしょう。

本書では店主 中原蒼二さんの料理の数々が紹介されています。
料理の作り方はエピソードを交えて事細かに書かれています。淡々とした語り口から出てくる料理の一つ一つに、食感や味覚を刺激されます。今夜立ち寄って頂きたくなること必至です。

一品ごとの作り込みをみると、料理への深い思い入れを感じます。店主は冒頭にてこのように書かれています。

文人のなかには「美食家」といわれる人たちがたくさんいた。しかし、自分で「つくる」人はそんなに多くはない。
〜中略〜
檀一雄と江原恵から教わったことは、権威に頼らなくとも、料理本になんかに書いてある通りに作らなくても、それはそれなりに旨いよ、自分が食べるものは、それでいいんだ、ということであった。
「参照:はじめに」

書籍情報

わが日常茶飯 立ち飲み屋「ヒグラシ文庫」店主の馳走帳
星羊社
1,600円

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