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【書籍】新編 鎌倉震災志

   

1923年9月1日、午前11時58分に関東大地震が発生しました。
震度8クラスの地震により、一瞬のうちに鎌倉全域を壊滅させました。

「鎌倉震災志」とは当時の経験を、いずれくる大地震へ活かすことを目的に、昭和初年にまとめられた資料集です。

本誌「新編 鎌倉震災志」は鎌倉市役所の研究グループNAMAZUの会によって、「鎌倉震災志」を現代的な文章に編集されたものです。行政資料としてまとめられていたものだったので難解でしたが、文章を読みやすくし、地名を現代に一致するように書き直したとのこと。

当時の鎌倉市民の投稿が掲載されています。その中から一つ紹介させて頂きます。

地震が発災したために早急に帰宅することとなり、「若宮大路」へ出たところ、(中略)
地震による大きな地割れができ、余震も続いているからまともには歩けず、それこそ転がりながら自分の家を三十メートルも行き過ぎてしまい、這いずるようにして引き返して、やっと家まで辿り着いた始末である。
(新編 鎌倉震災志 P154)

このような実体験の記事が多数掲載されており、地震の恐怖がひしひしと感じられます。

地震の多いのは日本の宿命です。地元の記録を読むことで、地震への心構えができます。

商品情報

新編 鎌倉震災志
冬花社
1,944円(税込価格)

 - 書籍, 鎌倉関連